一手間とこだわりで幸せになる 2020/09/01
ここ最近ずっと「私ばかり楽をして、母に家事をやらせてばかりだ」と気にかかっていた。
朝の犬の散歩、洗濯物、弁当、夕飯の買い物、洗濯物を取り込んでしまう作業、夕方の犬の散歩、草木の水やり、猫のトイレ掃除、風呂掃除、夕飯を作って、片付ける作業。
この中で私ができているものといえば、洗濯物を朝干すのと、夕飯の片付けくらい。
でも、最近は何をしているのかがわかってきただけ大きいのかもしれない。
毎晩猫のトイレを掃除していることに最近になるまで気がつかなかった。
だからリマインダーで、毎晩「猫のトイレ掃除」の通知がくるように設定してみた。
あと、週末は洗面所の掃除。
猫のトイレは汚れていなければ、代わりに家のどこかを掃除する。
ルールは、「猫のうんちを拾い上げるのにかかる時間と同じだけの時間をかけて掃除をする」こと。
そしたら昨日も今日もトイレは綺麗で、仕方ないから他のところを掃除した。
昨日はゴミ箱の上。
ずっといつか捨てないとと思っていたどろどろの飴玉達を一気に捨てて、トレーを食器洗剤で洗ったら、終わった後にすごく綺麗になったわけではないけど、見えない部分が綺麗になった感じがしてとっても気持ちよかった。
今日は、猫のトイレ掃除の時間には早かったけど、風呂に入ったときにスポンジで周りの気になるところを掃除した。
あとは、昨日のうちに「猫トイレ掃除タイムにやりたい掃除リスト」を作ってあったので、実際に猫のトイレが綺麗だったことを夕食後に確認したら、リストにあった「テレビ台の埃掃除」をした。
たったの2日間だけどわかったことが2つある。
日常生活の中で「あ、ここ汚いな」「うえっ、気持ち悪い」と思っていた場所は、多少なりとも私にストレスを与えていたこと。
それから、100個そういう気になるスポットがあったとして、たった一つでも綺麗にできると、「私、ここを綺麗にしたんだ!」「今まで汚かったここがこんなに綺麗になってる!気持ちいい!」と私の目に留まるし(他の人がどう思うかではなく。)、ストレスを与えていた要員が快楽物質を与えるようになるんだから精神的に非常に良い影響があること。
はたまたそれとは別で、今日新しいヘアオイルが届いた。
一人暮らしをし始めた時に使っていたボタニストのヘアオイル。
ずっと愛用していた物があったけど、たまには違うものを使ったら髪質がもっとよくなるのかもしれないと思って買ってみた。
ドキドキしながら箱を開けて、どんな匂いがするだろうとか、どんな手触りだろうとか確かめながら初めてお風呂上がりに使った時はちょっと楽しかった。
今も、今までとは違った香りのする自分の髪を感じて楽しい気分になっている。
使わないものを無駄に買うのはよくないけれど、生活必需品をこうやって毎回楽しみながら選んで、これはいいとか悪いとか言いながら買って使ってみる作業も、日常生活を楽しくする一つの工夫だなと思った。
明日は、どんな髪質になるだろうか。
ワクワクしている。