身近なところでカラーストーンはたくさん売ってた 2020/10/11
注射の余韻で痛い腹を抱えつつ、昨日は本屋とジュエリーショップに寄った。
ダイアモンドではなくカラーストーンを置いている店を期待していたが、最近横浜駅にできたニューマンの中にあるのはダイアモンドの店のようだった。
慰め程度に店の端っこに少しだけ売っていたがおそらくガーネットと思しきネックレスなどで、私の欲しいものとは全く違っていた。
今日母とショッピングモールに行った。
母が美容院でカットカラーをする2時間程度の間に、施設内にあるジュエリーショップをかたっぱしから眺めた。1階にある高級ブランド以外は大体見れたと思う。
小学生でも出入りしているような価格帯のアクセサリーショップでも、私の欲しい石は売っていた。値段もそこまで高くない。
しかし色が綺麗じゃない。
それなりに許容範囲だと思ったしっかりめのジュエリーショップは、デザインが好みではない。
でも今日はセールとかで、三万以下くらいで購入できるらしかった。
ちょっと惹かれたが、欲しいものと完全一致していないのでやめた。
欲しかったのはタンザナイトだ。なるべくシンプルなピアスが欲しい。形状はまんまるくて後ろ側に針の出ていないフープタイプか、アルファベットのRみたいな形をしたU字型のフレンチフックタイプがよかったが、そもそもその形のタンザナイトのピアスは売っていない。
メジャーなアクアマリンとか、アメジストではフープも置いてあるのに。
でもあのフープピアスはなんだか味気なくて魅力がない。
うーん。
メレダイアみたいに土台に石が埋め込んであるみたいなものが理想かなと思っていたが、普段つけているピアスに慣れてきたせいか、石本来の美しさが楽しめる方がいいような気がしてきた。
ドロップタイプの石をフレンチフックの金具に取り付けてあるみたいなものがいいかもしれない。
タンザナイトの生みの親であるTiffanyでは、どうやら過去にそういった形のものも売っていたらしいが、HPを見てみると今は売っていないらしい。というか1セット100万を優に超えていてびっくりした。確かに写真で見る石はすごく綺麗だし、周りに埋め込んであるメレダイアの数も相当だった。
どこかの大学生ではないが、石の価値ってなんなんだろうと思ってしまう。
ブランドの力もあるんだろうが。
多分今日私が歩いたような店で売っているのは人工石とか、似ているけど違う石とか、そういうものなんだろう。調べてみたら「模倣石」みたいなものはいろいろ出回っていて、タンザナイトも例外ではなかった。
いや、私は人工だったり模倣だったりする石はいやなのか。別にそうではないのか。
なんだか難しい。人工的に作っていてもいいけど、成分と色がきちんとタンザナイトであって欲しい。
でも正直なんとなくいやなので、できれば天然石がいいけど、目星をつけている天然らしきタンザナイトは1カラット七万円くらいする。ピアスとなると両耳ぶん必要だから石だけで十四万円だ。流石に高い。
でもこの際だしちゃちなものは買いたくない。
私はタンザナイトで生まれ変わりたい。そういう自分の意思を見える形にして残したい。
そういう思いとともに、誰からのプレゼントでもなく、私を取り巻く人間関係がいくら変ろうとも、私が向ける視線や思いは変わらない相棒みたいな存在が欲しい。
元カレからもらったブランドもののジュエリーを蔑ろにしてしまったようなことをしないで、持っていることに罪悪感を抱かずに済んで、「私はこういうものだ」と主張できるような存在感のあるものが欲しい。
って書いてみるとどうしようもなく私は寂しいやつだなと思ってみたり。
うーーーん。
まあでも人工石でもいいけど。両耳分の天然石って流石に高い。