thalaj

書く事で自分と見つめあって、少しだけ癒される

「君の膵臓を食べたい」読み始めた

やっと手を出した。

住野よるの「君の膵臓を食べたい」。 

君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

 

3年前に本が出て、当時確か表紙のイラストに携わっている人のツイートがよくタイムラインで流れてきた。

この本を読んだ人の感想のツイートをリツイートするタイプのツイッタラーで、みんな読んでるんだなあとか、感想を投稿している人のテンションが高いなあとか、当時はそんなことを考えていた。

 

私としては「3年前の本」なんだけど、なぜか最近本屋に行っても店頭で山積みになっている。

なんでなんだろうか。

 

そのうち手に取ってみてもいいかなと思っていたところで、自宅の本棚でこの本がカバーもかけられずにほこりをかぶっているのを見つけた。

でもしばらくは読もうとしていなかった。なんとなく「家族の手垢がついている本」だと思うとなんとなく敬遠していた。自分で選んだ真新しい本を自分の手で1ページずつめくっていくその感覚が大事なんだと思っていた。

 

しかし、先週本屋に行けなかったから、仕方がなく自宅の本棚から本を漁ることにした。

無理に本屋に行こうともしなかったのは、この本とか昨日まで読んでいた本みたいな面白い本があることを知っていたからだが。

 

しいて言うと、本当は「鹿の王」が読みたい。

一人暮らしをしていたころに勧められてテレビ台にずっとしまってあったが、今になって読書に興味が出たのだ。

しかしながらあの本がどうにも見つからない。

多分私が持っているんだと思うんだが。記憶がない。どうしたものか。