thalaj

書く事で自分と見つめあって、少しだけ癒される

「宝石商リチャード氏の謎鑑定4.導きのラピスラズリ」読了 2020/09/18

遠回りをしたがやっとこの本の順番が回ってきた。

リチャードお待たせ。正義お待たせ。帰ってきたよ。

 

辻村七子「宝石商リチャード氏の謎鑑定3.導きのラピスラズリ」。

 無論この本も1日で読み終わった。

内容を詳しく話しては、ないと思うがもし万が一この本をこれから読もうとしている人に失礼なので伝えないが、とにかく「ここからが私の本気だぜ?見てろよ?」と辻村七子先生がこっちを見下ろして片方の唇だけニタアと笑っている様子が伝わってくる1冊だった。

辻村先生ごめんなさい。私ずっと「読み切り短編小説で肩の力抜いて読める系ふんわり小説」を書く人なのかと思っていました。すみません。もうそんな風に思ってないから許してください。

そして同時に、まとめ買いしておいて大正解だったなと思った。これを読み終わった後、次の巻が手元になければ私は悶絶していただろう。

 

このあと何日分の日記で同じ言葉を綴るかわからないけど、宝石商リチャード氏の謎鑑定は本当に面白い。