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書く事で自分と見つめあって、少しだけ癒される

大鱼のサビの気になる単語をまとめて調べる 2021/04/29

昨日の日記で歌詞を一通り載せてみたけど細かく調べたりはしていなくて。

せっかくなので気になるところを調べたい。

看海天一色 听风起雨落(Kàn hǎitiān yīsè tīng fēng qǐ yǔ luò
海や空を見て 風や雨の音に耳を傾ける)

一色 yīsè=一色、一様

看海天で「海と天(空)を見る」なのはわかるけど「一色」ってなんや。

と思ったけど日本語と意味そんなに変わらなかった。

「水天一色(Shuǐ tiān yīsè)」と書いて「水と空が一色に溶け合う」とあるので、こっちの意味が強いのかもしれない。

「海と空が一つに溶け合うのを見る」って感じのニュアンスなのかもしれない。

风起 fēng qǐ=風発する、風が巻き起こる

そもそも「風発する」って日本語が分からなかったんだけど「風が巻き起こるように言葉が勢いよく口をついて出ること」という意味もあるそう。

でも大体読んで字の如しやった。

吹散苍茫茫烟波(chuī sàn cāng mángmáng yānbō 卵を握り 淡く広大な煙の波を吹き飛ばす)

苍 cāng=蒼色

苍って感じの繁体字が蒼。つまり蒼色のこと。

色としては濃いめの緑を指すけど、中国では形容詞として青白いことに使われることもあるそう。

茫茫 mángmáng=茫々(ぼうぼう)としているさま、果てしない

ここでも日本語が分からなかったので中国語の前に日本語を学べって感じだけど同時に学んでいることとしてよしとする。

まんまんって何やねんと思ったら果てしない様のことらしい。 

烟波 yānbō=烟波(えんぱ)、もやの立ちこめた水面

これも日本語にある単語で調べてびっくりしている。。。「もやの立ち込めた水面って何やねん」となるのでフリー素材で近いものがあったので置いておく。烟波、ヤンボーとはこれだ。

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烟波

已经太辽阔(yǐjīng tài liáokuò すでに広大すぎる)

已经 yǐjīng=既に〜した

已(yǐ)って単語が己に似てるけどこの単語だけで「既に」って意味があるのでおそらく「既」の左側の簡略字とかなのかな。でも繁体字でも已(yǐ)って書くのでよく分からない。辞書引けばいいかもしれないけどめんどくさい。

太 tài=大きい、すごく

日本語の「大」に同じ。

辽阔 liáokuò=果てしなく広い、はるかに遠い

辽の繁体字は遼。さて遼って日本語の名前とかでよく見るけど意味なんだっけ。

遼と書いて、日本語では「りょう」「はるか」と読む。時間や距離がかけ離れているさまに使う。「遼遠」とか。(なんでこんな単語を名前で使うんだろう)

で、中国語の辽liáoも同じってわけ。

阔は面積や幅が広いこと。ちなみに繁体字では「濶」で、懐が潤っていることを表す意味もあるんだそう。

 

我松开 时间的绳索 (Wǒ sōng kāi shíjiān de shéngsuǒ 私は時間の綱を手放す)

松开 sōng kāi=緩める

松 sōngには日本語と同じ木の松の意味のほかに、ゆるい状態を表す形容詞としても使われる。开kāiは開く。

绳索 shéngsuǒ=太い縄

索suǒには日本語の探索とか検索の索のように探すという意味もあるけど、1番にくるのは綱とかロープとか、太い縄のこと。ほかに寂しくて味気ない様子を表すときにも使われるそう。絶対そんな統一性のない意味全部覚えられない。

 

今日はこんなところにする。