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書く事で自分と見つめあって、少しだけ癒される

看病と読書と1人行動 2020/06/13

本当は今日は都内まで遊びに行く予定だった。

が、昨日から熱が出たらしい。遊びはダメだ。

しかし熱が上がり続ける。夜中の1時に「38.9°」とだけラインが来ていた。

一人暮らしでその熱は流石にやばくないか。

一人暮らしで風邪を引くと、とにかく怖い。

それを分かるから、食材を届けると言いつつ向かってしまった。

薬局で飲み物とゼリーを買い込んで家に向かう。

ついた頃には準備が終わっていたらしく、二人で歩いて内科に向かった。

高熱の原因はわからなかったが、抗生物質と解熱剤を飲んでも良くならなければPCR検査を受けろと言われたらしい。

薬をもらえて、安堵した様子で家に帰った。

しばらく一緒にいて、体が痛いと言うのでほぐしたりしたが、移るとまずいので昼食を外に食べに行った。

土砂降りの雨の中、いつかは行ってみたいとGoogle マップにピンを立てておいたカフェなどを4店舗回り、2店舗は営業しておらず、2店舗はランチを中止してテイクアウトだけにしていた。

仕方がないのでいつものチェーン店に向かう。

メニューが来るまで本を読み、食べ終わったらケーキが来るまで本を読み、ケーキが来たら食べながら本を読んだ。

 

 

とにかくカフェで本を読むことが快適だ。

昔から好きなんだが、なんでこんなに気持ちいいのか不思議な気持ちになる。

ゆっくり堪能したら、カフェを出て本屋へ向かう。

病床で暇つぶしになるようにと、本を2冊買った。

精霊の守り人と、闇の守り人。

 

精霊の守り人 (新潮文庫)

精霊の守り人 (新潮文庫)

 

 

闇の守り人 (新潮文庫)

闇の守り人 (新潮文庫)

 

 

精霊の守り人は、アニメを見て好きなのは知っていたからとっかかりやすいだろうと思った。

本当に調子が悪いと活字は頭に入らないのは知っているが、それでも良い時間を過ごしてもらえるのではと思った。

ハンドソープも買いたかったが、2店舗薬局めぐりしてどこにも売ってなくてびっくりした。

仕方ないから旅行用の洗顔料を買った。

買ったものを届けてしばらくしたら、移ると良くないので、と解散した。

横浜で降りて、本屋と雑貨屋を点々。

かわいい栞が欲しかったが、どこにもなかった。

紀伊國屋書店のレジで少し置いてあったので、今読んでいる本が読み終わったら次に読む本「チーズはどこへ消えた?」を購入したついでに一枚貰ってきた。

 

 

有隣堂にもレジにはあったのかもしれない。

気づかなかった。

有隣堂なら、相鉄コラボのかわいいブックカバーが貰えたのに。

 

夜寝る前にも本を読んでいたが、どんでん返しのあたりを読み始めたら止まらなくなった。

昨日読み始めた本なのに2日で読み切ってしまった。

想像しない展開に驚き、切なさに泣いた。

正直あまり人にこれを読んでいると恥ずかしくて言えなかったけど、それは失礼だと思いツイートした。

「今夜、世界からこの恋が消えても」。

良い話だった。

またいつか読み返したい。

またこんな本が読みたい。

本に挟まっていたチラシには、この本と並んで「そして、遺骸がいななく」が紹介されていた。

自分の過去に隠された真実を知る衝撃と切なさのある話らしい。

興味を持ったので、チーズの次はこれを読みたい。