ゴミとロハス 2020/3/3
プラスチック製品や大量消費を狙う商品を避けて、自然に帰る素材を使ったものを生活に取り入れる。
世の中はどうやらそういうふうに動いていて、特にプラスチックストローからガラスや植物ストローへ、なんてニュースはよく見たし、お店でもガラスストローを見かけたばっかりだ。
安い洋服の大量消費から、一点物を大切に長く使うように。
ペットボトルから、鉄製の水筒に。
この流れ自体は悪くないと思うけど、一つどうしても不安があった。
「自然派製品」を売りにしたモノを買い漁って、プラスチック製品をどんどん捨てる人が現れないか。
プラスチックのストローを邪険がってガラスストローを買う前に、そもそもそのストローは必要か。
その飲み物は必要か。
継続的な生活をするのであれば、まずは今持っているモノを大切に長く使うことが大前提だと思う。
その時になって初めて、選ぶ基準として持続性を見るものではないだろうか。
そこは自分の中にも留めておきたい。
まずは、持っているモノを大切に。
持っているモノと、欲しいモノと、生活と、きちんと見つめ合いたい。
大切に長く使った上で、買い替えの時期が来たら、どんなものがいいかじっくりと吟味する。
その時初めて、持続性の高さを検討事項に入れるべきだろう。
「天然素材だから」「プラスチックじゃないから」そんな言葉に踊らされて、使えるモノを手放したり、使わないモノを買うような人にはならないようにしたい。