thalaj

書く事で自分と見つめあって、少しだけ癒される

宝石の幸せにひたる 2020/10/19

初のタグ。

 

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最高気温は17度。ぐっと冷え込んだ週末よりさらに1度最高気温の低い週明けとなった今日は、お気に入りフル装備で外に出る初めての日だ。

昨日作ったジュエリーと、それが似合うかどうかと値段で選んだ白のニットとロングスカート。起き抜けにいそいそと着替えて、ピアスとネックレスをつけて、身支度を整えている間中洗面所でジュエリーを眺めた。

かわいい。この麗しい輝き。食べてしまいたい。綺麗な海を結晶にしたみたいなタンザナイトのピアスは、やっぱり石にお金をかけた甲斐があった。果物や花から抽出したみたいなとろんとしたピンクサファイアは、多分食べたら金平糖みたいな味がすると思う。ホワイトサファイアは、雨上がりの空気みたいだ。透明なんだけどいつもよりきらきらと光を反射する。

そしてそれらを綺麗にジュエリーとしてまとめているワイヤーラップ技術がもう問答無用ですごい。

これを一つ4千円くらいでやってくれるんだから本当にすごい。

 

Twitterでは、同業者に「神の手」と言われていた。納得しかない。

このブースを回しながら、

 

こういう加工を素手でやってるのだ。

ぐるぐる巻きのワイヤーを片手に。

 

本当にすごいし、可愛いと思う。

そしてこのfunakeジュエリーをつけて、それが目立つように白のニットで、髪の毛で隠れないようにハーフアップで仕事に行った。

るんるん仕事をしたらあっという間に終わって定時退社したので、多分私はデートでもあるんだろうなと思われたに違いない。

ちなみに行きと帰りの電車内と、お昼のカフェでは宝石箱を読んでいた。

帰りの電車の中で、座っていた女性にまじまじとみられたけど、仲間かな? 

 ジュエリーまみれでこの本をカバーもせずに読んで、聞こえてないだろうけどイヤホンからはリチャードが演奏していた「美しきロスマリン」をはじめとしたヴァイオリンソロ、ピアノソロ、スパニッシュギターのみが入っているエトラプレイリストを聞いている。重症も重症である。我ながら。

でもこんなに行動的にさせてくれて、毎日ウズウズするくらい楽しい気分にさせてくれている宝石商に感謝したい。