「そして、遺骸が嘶く」読了で寝不足 2020/06/26
ついに読み終わってしまった。
酒場御行の、「そして、遺骸が嘶く」。
どれくらい引き込まれるかは、一昨日あたりの日記で熱弁したばかりだ。
戦死者の家族に訃報を告げ、遺品を届ける「遺品返還部」に所属する男性キャスケットの物語。
1章ずつ話はまとまっており、章が終わるたびに面白さに唸り声を上げていた。
巻末で著者の酒場御行が次回作をほのめかせていたが、まだ解明されていない謎がある。
ぜひ沢山売れて、次回作も出してほしい。
他にも本を出版しているのであればぜひ読みたかったが、どうやらこれがデビュー作らしい。
早いうちにすごく良い作家を見つけて幸せな一方で、酒場節にもっと浸っていたいのに物足りない気持ちになる。
残りの平日は、これまた図書館で借りパクしている北欧神話を読もうと思う。
次に読む本が決まっていない。次は何を読もうか。
というかこのペースで読んでいるのさすがにやばいか。
世の中では、コロナ休業補償の保険サービスが出るらしい。
それって元取れるんだろうか?
寝不足と言いつつも案外すんなりと仕事を終えた帰り道、LINEで7月に予定している伊豆旅行の話をしていた。
このご時世、伊豆に行くなんて大きな声では言えないが。
レンタカーで横浜から向かおうという話で、トヨタレンタカーを提案された。
私は4年前、同じ場所のトヨタレンタカーでいやな目に遭ったことがある。
おかげで長距離移動の時にあそこを使うのことに強い抵抗があって、タイムズを押したが、金額とドライバー追加の方法で断念した。
誰にもその意味を理解されないまま、無知であることだけが皆に暴かれた感じがしてしばらく嫌な気分だった。
やはり長距離のドライブに友人と行くのは私は向いていない。
特に運転に不慣れな人とは。
でも、会話が終わってもイライラと通知を気にしていたのは寝不足と過去の経験のせいだけではないと思う。
私は時々こうやって、「あ、今私おかしくなった」と思うことがある。
異常にイライラしたり、焦ったり。そして人に迷惑をかける。
ろくな結末にはならないのだ。
ついでにいうともう一つ「あ、今おかしい」と思うことがある。
友人と遊びに出かけた日の夜、どっと疲れが出ることだ。
疲れ方が尋常でない。
ただの遊び疲れではない疲れ方なのだ。
ずっと緊張状態だった糸がぷっつりと切れたような。
必死に何かを隠し通そうと躍起になったあとのような。
おかげでここ最近、一年以上、あまり派手に遊ばないように心がけている。
これは時間が解決するのだろうか。
明日も外出するが、今日の一件があったおかげで今もすでに変な疲れ方をしているから不安だ。
と言いつつも、明日は集合時間より早めに向かいたい。
朝日が昇る鎌倉を見たい。